コメットという金魚の飼い方を知ってますか?コメット飼育の注意点!

コメット2匹

コメットという種類の金魚を知っていますか?コメットとはアメリカで作出された金魚で、アメリカのワシントン水産委員会の池で発見された琉金の突然変異と、フナを交配させたもの(別の説では琉金と和金の交配から作出したもの)を選別淘汰したものだそうです。長い吹き流し尾をなびかせ俊敏に泳ぐ様子から、この金魚は英語で言う彗星という意味のコメットと名付けられました。そんなコメットという金魚について紹介してみます(^^)

SPONSORLINK


コメットという金魚の特徴

コメットはアメリカ産の金魚ですが、日本にも逆輸入され、現在では金魚の中でも金魚すくいに入っていることもあるような、一般的な普及種となっています。体型は細身の和金型(フナの原型のようなタイプ)で白地に赤色の吹き流し尾がというのが特徴です。現在は、黒いコメット(ブラックコメット)という品種も作出されています。

琉金の特徴はあまり見られないように思えますが、長い吹き流し尾は琉金の尾びれが変化したものと言われています。

コメットを飼育する場合に注意すること!

一般的に金魚を飼育する場合に当然のことは、省きますが、コメットを飼育する際にはどういった点を注意すればいいのでしょうか。

コメットの混泳についての注意点

コメットは和金型の体型でとても素早い、俊敏な動き・泳ぎができる金魚です。これだけで、金魚に詳しい人なら混泳を避けた方がいい種類、混泳できる種類の金魚がわかると思いますが、このサイトは初心者に知ってもらいたいのでそこも説明していきます。まず、泳ぎが上手という時点で琉金型やランチュウ型(他にはピンポンパール等も)との混泳は向いていません。

理由はもちろん、泳ぐ速度、泳ぎの上手さが全然違うからです。泳ぐスピードが違うということはエサ取り合戦では当然コメットが有利になり、成長速度にも影響してきます。のんびり泳ぐ金魚をコメットが傷つけてしまう可能性もあります。もしコメットと混泳させるなら、コメットと同程度のサイズの和金型の金魚の方がおすすめです。(和金型とでもコメットはヒレが長いので相性は良くないという意見もあります)

ただこれは、一般的な基準での話で、金魚は一匹一匹の正確が違いますから実際には入れてみないとわからないと説明する方も多いでしょう。(実際、ペット屋さんで言われたこともあります)極端に違うサイズの金魚を入れると小さなほうが追い回されたり、ヒレを齧られることがありますのでサイズはなるべく揃えるようにしましょう。

コメットに限りませんが、琉金型は琉金型同士、コメットはコメット同士というように同一種で飼育するのが一番無難ではあります。(体型がかけ離れてくるほど相性がわるくなっていく)

コメットは丈夫で飼育しやすいよ!

コメットの飼育容器について

コメットを飼育する際の飼育容器・水槽についてですが、こちらもいろいろな意見があると思います。一つの参考として読んでみてください。

広い水槽でのびのび飼育してみる

金魚といわず、観賞魚はたいてい、広い飼育容器で数を少なめにゆったりと飼育するほうが、ストレスもかからず水も汚れにくく、いいことばかりです。コメットももちろん他の観賞魚や金魚と同様に広い大きな水槽でのびのびと飼育することで体を大きく元気に育て、長生きさせることができるでしょう。

一方で狭い水槽から始めたほうが良いという意見もあります。こちらは何故、狭い水槽を推奨しているかというと和金型のコメットは非常に大きく成長しやすい金魚なので、飼育する水槽を小さめにして成長を抑えようということです。

いろんな魚に言えることですが、飼育容器が大きくなると金魚も大きく成長しやすくなり、また、小さな飼育容器のままだとなかなか金魚も成長できません。(小さな池にいる魚があまり大きくならないのと、琵琶湖など大きな湖で同じ種類の魚が大きく成長するのと似たようなもの?)大きく成長してほしくない場合は例えば最初は30センチ水槽などの小さな水槽で飼育してみて成長を抑えて、その後に大きい水槽に移動するという方法もあります。

ただ、個人的な意見としては泳ぎの早い魚を小さな水槽で飼育するのは周り一面が壁だらけのように感じストレスがたまるのでは?と思いますし、もちろん、寿命も短め(それでも数年は楽に生きる)になるのでは?と思います。

観賞用の小ささを優先させる場合は小さめの容器(それでも30センチ程度は欲しいですが)で飼育して、大きくなってもいい、とにかく10年以上は長生きして欲しいという人は大きくて広い容器で飼育してみてはいかがでしょうか。▼

コメットは飼いやすいから、最初の一匹にもいいね!



コメットの寿命

コメットは長生きさせやすい金魚ですが、寿命は飼育環境・飼育方法次第だともいえます。ギネス記録などにのるようなコメットは40年以上生きたという記録もありますし、平均的な寿命は7年~8年とも言われていますがすべては金魚の環境次第といっても過言ではありません。

温暖な地域の池で栄養のバランスのとれた餌を規則的に適量与えられたコメットと、狭い水槽で少量の餌を与えられ、ストレスのかかる環境で育てられたコメットでは全然寿命も変わってくることでしょう。

コメットの参考写真

 

まとめ

コメットは金魚の中でも普及種に入るような種類で、体も丈夫ですので安価で販売(高くても一匹数百円程度が一般的)されていることが多いです。安価で販売されているとはいえ、十分に見応えがあり美しい金魚ですので、ストレスをかけず、元気に長生きさせてあげたいですね。

お買い得で丈夫で更にきれいな金魚だよ!

スポンサード







金魚の書い始め特集アマゾン:金魚飼い始め特集を見てみる
 




コメット2匹

役に立ったらシェアしてね!