金魚の尾ぐされ病の症状と治療の方法や薬の種類!

尾ぐされ病の金魚

今回は尾ぐされ病についてですが、ある日、金魚の尾が!!!!ということがありますよね。単にぶつかって尾ひれが破れただけの場合もあるかもしれませんが、尾ぐされ病の場合は金魚の命に関わる場合もあります。みつけたら慌てずに対処できるよう尾ぐされ病の症状や治療法について知っておきましょう。

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金魚や観賞魚の飼育でよく聞く尾ぐされ病をご存知ですか?

尾ぐされ病は金魚に限らず、熱帯魚でも、メダカなどの日本淡水魚でも、観賞魚として飼育していると、よく見られる病気ですが、治療が不可能な病気ではありません。尾ぐされ病について理解し、病気にかかった金魚・観賞魚をを治療できるような知識を身につけておきましょう。

金魚の尾ぐされ病について(メダカや熱帯魚のおぐされ病も原因は同じ)

それでは尾ぐされ病について説明していきます。

尾ぐされ病の原因

尾ぐされ病の原因は水槽内にも存在しているフレキシバクター・カラムナリス菌というものが原因とされています。ただ、この菌がいるからといって必ず感染するというわけでもありません。感染しやすくなる原因は、水質の悪化や水温の急激な変化などのストレスからくる体調不良のときや、ヒレや唇や皮膚などが傷ついたときなどに弱った部分から感染しやすくなります。

原因になるカラムナリス菌は尾ぐされ病のほかにも口ぐされ病や鰓ぐされ病などの病気もひきおこします。また、古い餌もカラムナリス菌が繁殖していることがありますので、なるべく古い餌は与えないようにしてください。単純な水質環境の悪化も原因になりますので、過密飼育や不衛生な状態は避けるようにして下さい。こういった場合は常在菌のエロモナス菌の活性化が発病にからんでいる場合もあります。

カラムナリス菌が増殖する適温は27~28度なので屋外では春から秋の間の水温が上昇しやすいタイミングで感染しやすくなります。ヒーターを使用して水温をあげるのは、カラムナリス菌が活発になり、逆効果になりますので注意が必要です。

尾ぐされ病の症状!尾びれが溶ける・なくなる?!

尾ぐされ病にかかってしまった観賞魚の初期症状は、まず魚に元気がなくなってきてヒレの先端から白くなってきたり、充血したりしてきます。尾ぐされ病の症状が進行してくるとヒレがどんどん溶けてきてヒレの骨組み組織まで溶けていってしまいます。カラムナリス菌は感染力がとても強いため、治療せずにほうっておくと全身に菌が広がりあっという間に金魚がボロボロになって死んでしまうこともあります。尾びれがなくなったような状態でも金魚は生きている場合はありますが、カラムナリス菌の殺菌という根本的な原因がなくならない限りはその金魚の命は危険な状態です。

尾ぐされ病の対処方と尾ぐされ病が出た水槽。尾ぐされ病はうつる?

尾ぐされ病に感染した原因が、水質の悪化による可能性もありますので、水の全入れ換えや、水槽のリセットなどもよいでしょう。濾過器が汚れていたりする可能性もありますので、しっかりと濾過を効かせるために濾過フィルターも洗うようにしましょう。効果の高いリング濾材も汚れていると嫌気バクテリアの繁殖率が高くなっている可能性があるため、こちらもしっかりと洗うようにしてください。せっかく濾過バクテリアができあがった水槽といえど、カラムナリス菌などの病原菌が増えてしまえば、どうしようもないので、できれば尾ぐされ病のでた水槽はリセットすることをおすすめします。

尾ぐされ病はうつるのか?というとうつる可能正はあるといっていいでしょう。尾ぐされ病は細菌による感染なので菌が他の金魚に感染すれば当然、尾ぐされ病も感染するでしょう。やはり、なるべく水換えやリセットなどはやっておくべきでしょう。

尾ぐされ病に塩浴・塩水は効果があるのか?

尾ぐされ病に塩浴・塩水が効くのか?というと、環境を改善しながら、ごく初期の症状には効果があるかもしれませんが、残念ながらあまり効果が期待できないことの方が多いです。塩浴、塩水を使用する治療方法は、金魚の体力回復の効果や塩分に弱い菌の殺菌という意味はありますが、尾ぐされ病の原因である菌にはあまり効果がないとされています。



尾ぐされ病を治療するには?薬浴が必要?

それでは、尾ぐされ病の治療について書いていきます。まずは病気にかかった金魚を隔離することです。水質の悪化やカラムナリス菌が原因で、ごく初期のものなら、0.5%~0.7%程の濃度で塩水浴させたり、アグテン薬浴、水換えなどで環境を改善すれば大丈夫なこともあります。ただ、上でも紹介しましたが、塩水浴だけでは治らないことがも多いです。

病気の進行が中度以上(自分でひどいかも・・・と思うのなら)なら、カラムナリス菌にくわえ、エロモナス菌も関係している可能性がありますので、グリーンFゴールド観パラDでの薬浴に加え、塩分の濃度も0.8%~1.5%と高いもので塩水浴させてみましょう。ヒレの回復具合を見て、だいぶ治ったようなら、薬浴はやめて0.5~0.7%程度の塩水浴で様子をみるようにしてください。尾ぐされ病の菌は感染力があり感染がはやいため、感染初期での素早い対応も重要で、感染初期ならそれほど厄介な病気というわけではありません。

早く治して!!!

治療時に注意しておくこと

尾ぐされ病の注意点をいくつかあげてみます。まずは、発病している状態での餌やりですが、普通に考えると金魚に餌を与えた方が体力がついて治りが早くなるような気がします。ですが餌は与えず絶食させるようにしてください。病気の症状がほぼ回復したな、というタイミングで少量ずつ餌やりを再開するようにしましょう。症状が軽い場合でも回復には半月から一か月程度はみておくとよいです。

薬浴時は活性炭など汚れを吸着する濾材は使用しないようにしましょう。薬の成分が吸着され、効果がなくなってしまう場合があります。

また、感染力の強い病気の為、感染していない個体がいる水槽でも念のため薬浴や、塩水浴をしておくことをおすすします。薬浴、塩水浴時は新しい水で同じ環境を何日も再現して治療を行ってください。

尾ぐされ病を発症させない為の予防に

尾ぐされ病を発症させない為に普段から気を付けておきたいことはなんでしょうか。例えば水温を低く保ち(水温が高くなり過ぎないようにするという意味で)、水の硬度も低く保つことです。カラムナリス菌は水の硬度が高いほど活発で、PH6.5以下になると症状もわからなくなってきます。もちろん限度もありますが意図的にPHを下げるということも尾ぐされ病には有効でしょう。もちろん、水換えをきちんと行い水槽を清潔に保ち、水質を悪化させないことも重要です。場合によっては濾過器により強力なものを使用したりと環境を見直すというのもいいでしょう。

普段からの水質管理が大事!

尾ぐされ病について:まとめ

金魚飼育をしていると目にすることもある尾ぐされ病ですが、日々の水換えや掃除などで環境を最適に保ち金魚の負担やストレスを減らすことで防ぐまたは予防することができますので、日常のメンテナンスがいかに重要なことなのかということがわかります。また、病気の初期で発症を見つけることも大事なのでじっくりと金魚や観賞魚を観察する週間をつけておきましょう。大事なのは、尾ぐされ病を治すことよりも、尾ぐされ病を発症させない飼育環境を作ってあげることですね(^^♪

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