金魚の色揚げ方法~色揚げと褪色(退色)について!なぜ、金魚の色は変わるのか?

飯田琉金、赤い・・・

金魚の色といえば、真っ赤なものを一番に思い浮かべるかもしれませんが、実際は本当に最初から真っ赤な金魚なんかいないといってもいいです。赤くなるように品種改良された金魚をさらに、真っ赤になるように餌や環境により、色揚げすることにより、あの美しい赤がだせるのです。それでは金魚の色揚げについて紹介してみます。

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金魚の色揚げや褪色(退色)について

金魚の色は赤、黒、白、浅黄色、黄色などいろいろな色があり、また、金魚の成長にともない金魚の体色も変化していきます。それではな、なぜ、金魚の体色は変化するのでしょうか?

金魚の成長過程での褪色について

金魚の体色については、成長過程によって変化していきます。だいたい3歳くらいまでは、色落ちや色の変化はよくあることで、特に若魚であれば、赤が抜けて白になったり、黒色がオレンジ色へと変化しあたりすることもあります。もともと、産まれてきた金魚も黒子といわれる小さな稚魚は黒色から鮒色(フナいろ)になりそこから、緋色やオレンジ色と変化していきます。

これらについては人間でも成長過程によって変化があるように金魚によっても成魚に近づくにつれ体に変化がおこっていきます。こういった現象は固定できないものであり、好みの色柄のまま大きく成長させるというのは至難の業でしょう。(というか多分無理でしょう。思い通りに固定できないのが金魚飼育・金魚選びの楽しみかもしれませんが)

成長による体色の変化は、色揚げなどとはほぼ関係のないことなのでその金魚の生まれ持った素質というか遺伝によるものが大きいでしょう。色揚げ用の餌がをたくさん与えたら白い部分が赤くなるとかそういう問題ではありませんので色揚げと混同しないようにしてください。下の動画の和金は成長の過程で色が褪色して白くなってしまったようです。



金魚の色揚げについて

金魚の成長による褪色(退色)は遺伝的な要素が強いですが、色揚げというとまた違ってきます。それでは金魚の色揚げについての要因をいくつか説明していきます。

金魚の餌による色揚げ

金魚を赤く色揚げしたいと考えると最初に思いつくことかもしれませんが、金魚は餌によっても色揚げを行うことができます。主に色揚げに効果がある成分としては、カロチノイドやスピルリナ、成分とは違いますが、オキアミやアカムシなどの餌も効果的です。

※カロチノイドは動植物に含まれる黄色や赤色の色素の総称と思ってください。主にルテイン(黄色)は緑黄色野菜やクロレラ、マリーゴールドなど、アスタキチンサン(赤色)はエビやカニなどの甲殻類から摂取できます。

金魚に限らず色揚げに関して調べてみるとよくみかけるかもしれませんが、魚が赤や黄色をだすのに必要な上記にでてきたカロチノイドなどはもともと金魚の体内で生成できるものではなく主に餌から摂取することになります。

一般的に動物性の餌(成分)による色揚げは即効性が高く、植物性の餌による色揚げは効果が遅く出てくるというデータがでています。

たとえば、赤い琉金として有名な飯田琉金(下の動画)などは、この赤くなる為の成分をより、体内に蓄積することができる個体を掛け合わせ続けたため、あのような赤さを手に入れたといえます。




色揚げ効果の期待できる餌の成分をみてみると必ず、先ほどあげた成分が入っているはずです。

下記の餌はキョーリンさんの咲ひかりというシリーズの餌で最も強い色揚げ効果を発揮するとされている、咲ひかり 艶姿という商品です。裏面の成分表を見てもらえるともちろん、上記の成分が含まれています。他にもいろいろ色揚げ用の餌は各メーカーから販売されていますので好みのものを使ってみるのもいいでしょう。(私はこの咲ひかり 艶姿を使用しています、ボタンをクリックするとたくさんの色揚げ用餌がでてきます)

※色揚げ用の餌についての注意点として、消化の悪い餌というのもありますので、そういった餌は金魚が消化不良を起こしにくい18℃以上の水温で与えることを推奨している場合がありますので注意してください。

金魚の飼育容器などによる色揚げや褪色について

金魚は周囲の色によって、体色の濃さを変化させるという保護色のような機能ももっています。周囲の色によって(水槽の色)体の色を変化させるのは色揚げ?というと少し違うかもしれませんが、確実に体の色は変化しますので無視はできません。

実験結果でも証明されていますが、単純に大磯砂を敷いた水槽とベアタンク(低床をなにも敷いていない)水槽では、金魚の色は変わってきます。もちろん、濃い色の容器に入れたほうが色が濃くなるようです。(濃い色の容器にいれた方がいいといっても黒い容器と茶色の容器ではそこまで色は変わらないといったように、容器の色が暗くて濃ければどこまでも金魚の色が濃くなるわけでもない)

逆に白い容器に入れると褪色してきて金魚の色は薄くなってきます。白い発泡スチロールに透明な水で飼育していると色が薄くなるというのも当然ですね。

先ほど飯田琉金について書いていましたが、私が飯田琉金を購入したときその琉金は白い発泡スチロールで展示販売されていたにもかかわらず、色が真っ赤でした。やはり、濃くなるように改良されてきた品種や、餌により色揚げされている場合は通常に比べて容器の色による影響などでは褪色しにくいようです。(長い間白い容器で飼育を続けると結果的にどうなるかまではわかりませんが)

金魚の日光浴、日焼けによる色揚げ効果と青水による色揚げ効果

十分に太陽光を浴びることにより、金魚の体表でメラニン(黒色)が生成され、黒色の色素が強くなり色が揚がるという日焼け効果もよく知られています。太陽光で日焼けするように、通常のled照明ではこの効果は期待できないので屋外の方がより、色揚げには有利ということになります。

緑色のトロ舟などを使い愛好家が屋外飼育を行うのもちゃんとした理由がある訳ですね。

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他には屋外飼育で青水(グリーンウォーター)で飼育した方が色揚がりが良いとされるのは、金魚が青水の中に発生する植物性プランクトンを摂取できるということからも色揚げ効果が期待できるからです。他にも青水での飼育は色揚げ以外にもサイズアップなどの金魚にとって良い影響がたくさんありますので検討してみるのもいいでしょう。

金魚を青水(グリーンウォーター)で飼育することによるメリットやデメリットは詳細を別の記事でも書いていますのでぜひ、ご覧下さい。

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金魚の色揚げや褪色(退色)について:まとめ

いろいろと金魚の体の色について書いてきてみましたが、結局はもともとの金魚の血統による資質というのも大きな要素です。赤くならない系統の金魚の色揚げをがんばってみても美しい色揚がりをみせることはありません。

ブランド金魚など、高級金魚は高価ですがそれなりの理由があるということですね。色揚げや褪色などに興味がある方は是非、金魚の血統による資質を調べてみてはいかがでしょうか?金魚の飼い方、選び方ももっと奥が深く楽しめるかもしれませんよ(^^♪

読んでいただきありがとうございました。

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飯田琉金、赤い・・・

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